流産 赤ちゃん 授かりにくいの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
1年ほど前に、11週目で流産を経験して以来、赤ちゃんが中々授からず、漢方で体質を改善していきたいと来店されました。
生理周期は31~32日周期で、生理の量は少なく、黒い塊がおおいそうです。
生理痛が酷く、上半身がのぼせて、手足は冷えるそうです。
体が疲れやすく、眩暈、ふらつきもあるそうです。
36歳女性
中国医学的には『気血両虚』、『腎虚血瘀』の状態と考えられます。体力や「血」を補っていくような漢方、「血」の巡りを改善するような漢方などをおすすめしました。
1か月ほどして、体のだるさがなくなって手足の冷えも良くなってきました、という報告を受けました。
2か月目には体調が良くなったためか、生理の色が鮮やかな紅色になり、量も増えてきましたという報告を受けました。体の疲れもなくなり、余裕が出てきているそうです。体が疲れると浮腫むこともありましたが、体力もついてこられているようです。
そして4か月目になり、結果的に陽性反応が出ましたという報告を受けました。まさかこんなに早く赤ちゃんが授かるとは思わなかったそうで、ビックリされております。
引き続き、お身体に合った漢方をお渡しさせていただいております。
中国医学の考え方は、流産をされた後の3か月ほどは、無理をしないようにする必要があります。流産と産後はお母様の体がかなり弱っている状態です。そのため、無理が続きますと体調を崩しやすくなり、次に赤ちゃんが授かりにくくなったり、更年期症状が酷く出てきやすくなる方もいらっしゃいます。
養生がとても大切になります。子宝で悩んでいらっしゃる方は、まずお母様になるためにも体調を整える事が必要だと思います。毎日が疲れやすくフラフラする、めまいがするなどの症状がある場合は、中々赤ちゃんも授かりにくい状態ではないかと考えています。
まず、自分の体を大切にして、心と体に余裕が出てきますと、結果として自然に赤ちゃんが授かられる方が増えいる様に感じています。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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